程度のイイ中古品をベースに、切断・溶接加工をしています。
加工内容は、タイロッドエンド取り付け部を、12ミリ外振り・20ミリショート・15ミリダウンで
取り付け角度を外側に開いてあります。
とてもクイックでありながらクセが少なく、誰にでも使いやすいように、
なおかつ奥でしっかりと切れ角が増えるように、テストを重ねた
(写真は純正ロアアームでタイロッドエンドのストッパーを撤去した状態です)
振り角の少ないタイロッドエンド(ピロボールや粗悪品)に対応するために
角度を見直したVer.4になりました！(2014/04/28)
効果としては、
①ステアリングのレスポンスが上がる！
②切れ角がアップする！
③逆間接になりにくくなる！
④アッカーマンアングル(ハンドルを切ったときの左右のタイヤの切れ角の差)がゼロに近くなる為
深いアングルをつけた時のフロントの引っかかりが少なくなり、よくころがる！
⑤車高短時のタイロッドのバンザイ状態が水平に近づく為 バンプ時のトー変化が少なくなる！
⑥タイロッドエンドの取り付け角度が適正値に近くなる為、ボールジョイントへの負担が少なくなる！
当方、仕事で重量物の溶接作業に携わっていた経験があり、有効な断面積が
純正以上になるように肉盛していますので、強度には自信があります！
【注意】
タイロッドエンドの取り付け部が12ミリ外側に移動しますので、アライメントにもよりますが
タイロッドが届かなくなる場合や、タイロッドエンドへのネジ山の噛みが少なくなる可能性があります。
調整幅の広いタイロッドやタイロッドエンドに交換していただき、対応して下さい。
(自分では純正タイロッドエンドを2コイチで溶接延長したものを使用しています)
加工品の為、競技用部品になります。